コミック版「新世紀エヴァンゲリオン」の最終巻となる14巻限定版が11月20日に発売されました。通常版は来週の27日に発売されます。
※内容のネタバレなどがあるので読む際は注意して下さい。
エヴァンゲリオン14巻(最終巻)限定版の特典
連載から20年にしてついに完結した本作。エヴァンゲリオン14巻限定版には4大特典が付属してきます。お値段は1,382円。
エヴァンゲリオン14巻限定版4大特典
- 通常版とは異なるオリジナルカバー
- 全14巻が収納できるブックエンド
- 描き下しイラストを収録した16ページのブックレット
- 執筆時に貞本が愛聴していた音楽を収めた「貞本義行Working Music CD」
通常版とは異なるオリジナルカバー
こちらが限定版の表紙。本編ではあり得なかったエヴァパイロットの全員集合のカット。皆どこ見てるんだろう。
こちらが通常版の表紙。本編内容とリンクしていますね。
全14巻が収納できるブックエンド
全巻集めていた人には嬉しいブックエンド。
30秒で組み立て完了。結構しっかりしたブックエンドになりました。
14巻分ピッタリ収まります!(当たり前)
こうみるとアスカが4巻だけって意外ですね。
今までの巻を並べてみると、最初の頃の巻数が年期を物語っていますね。4巻何があった。
描き下しイラストを収録した16ページのブックレット
貞本さんの描き下ろした新作イラスト盛りだくさんのブックレット、中身のイラストをご紹介
昔とだいぶ絵柄が変わりましたね、これの場合特にアスカ。確かに綺麗で鮮やかなんだけど昔の方が味があって好きだったな。背景の絵は対アラエル戦で使ったロンギヌスの槍かなと勝手に解釈。
後半には貞本義行Working Music CDの曲の歌詞、説明が書かれています。
貞本義行Working Music CD
音楽は全部で4曲収録、さきほどのブックレットに説明されていますが。貞本さんが漫画の製作中によく聴くお気に入りの曲が収録されています。音楽は全て初音ミク?のボカロ曲でした。
曲は全てゆったり落ち着いた感じ、正直ボカロ系の音楽は全く聞かない無知の僕には特に何も感じませんでした。一曲ごとに貞本さんがその時の心情や曲への想いを語っているのでそれは面白かった。
余談ですが曲を手がけた古畑ミケさんのジャケットイラストなど貞本さんが手がけてたりしてるんですね。
http://45yen.webcrow.jp/info.html
ネタバレ、エヴァンゲリオン14巻の内容・感想
本編は去年のエースで最終回を迎えて話題になりましたね。コミック派の僕でも最終回の結末だけ見てましたw
14巻はサードインパクトが発動してからの続き、コミック版は旧劇場版と同じストーリーでしたが少しずつ違いが出てきています。皆がL.C.Lになるシーンにアスカが追加されていたりゲンドウとユイが会うシーンとか個人的に良かったです。漫画版のそれまでのゲンドウは凄く悪く描かれていたけど最後は感動的に終わらせてくれました。旧劇場版だと違い実写の無駄なシーン(無駄では無いですが)が無く読みやすく分かりやすく物語が完結してくれました。
最後も世界がリセットされてエヴァや使徒がいない世界で生きるシンジで終わっていますが僕はこの終わり方はありきたりだけど好き。改めて旧劇場版の最後見たけどやっぱり意味不明だし完結したとは言えない終わり方ですよね。新劇場版はもっとしっくり来る終わり方を期待してます。
28ページの描き下ろしマンガ「夏色のエデン」
14巻の書き下ろし短編マンガ、エヴァと関係無いと思っていたがガッツリエヴァ、しかも新劇場版に関係する内容でしたw話の主点がまさかのマリとユイ、ユイの大学時代の話でゲンドウとの馴れ合いマリの素性などが少し分かりました。
ユイが意外にドジッ子設定。しっかりしてる人だと思ってたのに…
元々年齢不詳と騒がれていましたがこれでマリはユイやゲンドウ達の時代の人間だと分かり、異様に古い歌を唄ったり「ゲンドウ君」発言などが納得いきましたね。アスカのお母さん説もこれで無くなったか??しかしそもそもコミック版と新劇場版はまた違う世界だしどのようにリンクしているかは分かりません。結局はシンエヴァンゲリオン次第と言うこと。
でも1番驚いたのはマリがレズだった事
この設定は誰特なのだろうか、それとも新劇場版で大きく関わってくるのか
こういったサブストーリー的な話をもっと漫画にして描いてほしいですね。
何はともあれ貞本さん20年間お疲れ様でした!
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